こんにちは。与野腰痛センターです。

人間の身体は常に重力の影響を受けています。立っているとき、座っているとき、歩いているときなど、どの姿勢や動作でも重力が身体にかかっています。

本来、骨格のバランスが整っていれば、重力は全身に均等に分散されます。しかし、姿勢の崩れや身体の使い方の癖、怪我の後遺症などによってバランスが乱れると、一部の関節や筋肉、筋膜に負担が集中します。その負担から身体を守ろうとして筋肉が緊張し、肩こりや腰痛などの痛みや不調が現れることがあります。

特に、腰は身体の中心に位置し、全身を支える要となる部分です。一方、頸は頭の位置や視線を保ちながら、全身のバランスを調整する重要な役割を担っています。

つまり、筋肉の緊張は原因ではなく、身体を守るために起こる「結果」であることが少なくありません。そのため、緊張している筋肉だけをほぐしても、身体のバランスが改善されなければ、不調を繰り返してしまうことがあります。

与野腰痛センターでは、まず立位で前屈・後屈・側屈などの動作を行い、重力軸に対する身体全体のバランスと筋肉の緊張を確認します。この評価により、負担が集中している筋肉をあらかじめ特定します。

次に、特定した筋肉が実際の動作の中でどのように働いているのかを詳しく確認します。歩く、立ち上がる、反る、前かがみになるなど、痛みが現れやすい姿勢や動作を行っていただき、どの動作で痛みが生じるのか、どの筋肉が過剰に働いているのか、また十分に働いていない筋肉はどこかを評価します。

さらに、姿勢・動作分析によって短縮や過緊張が疑われる筋肉を一つひとつ触り分けし、症状の原因となっている筋肉を正確に見極めていきます。

「静止した姿勢では重力との関係を」「動作中では筋肉の使い方や身体の連動性を」確認することで、身体に負担をかけている本当の原因を明らかにしていきます。

症状のある部位だけを診るのではなく、「どの姿勢やどの動きで痛みやこりが生じるのか」を重視しています。姿勢や動作を詳しく評価することで、症状の原因をより正確に把握し、一人ひとりに適した施術につなげています。

この二つの視点を大切にしながら、身体全体のバランスを整え、慢性的な肩こりや腰痛の根本改善を目指しています。