こんにちは。与野腰痛センターです。

腰痛が続くと、「腰が痛いのだから、腰をしっかり施術してほしい」と思いますよね。

もちろん、痛みのある腰を確認することは大切です。

しかし、腰痛がなかなか良くならない場合、痛い場所だけでなく、身体全体の動きにも目を向けることが大切です。

① まず、身体の動きから原因を探ります

当院では、立った状態で前にかがむ、後ろに反る、左右に身体を倒すなどの動きを確認します。

その際、腰だけでなく、股関節や骨盤、背中がどのように動いているか、左右で動きに違いがないか、筋肉に強い緊張がないかなども調べます。場合によっては、腰から離れたアキレス腱などの状態も確認します。

例えば、前にかがんだときに股関節があまり動かず、腰ばかりが大きく動いていることがあります。
反対に、股関節はよく動くのに、腰の動きが制限されている場合もあります。
同じ腰痛でも、身体の動き方は一人ひとり違います。

② 身体の動きと、痛みの関係を確認します

次に、確認した身体の動きと、実際に痛みが出る動作を照らし合わせます。

例えば、前にかがむと腰が痛む方で、股関節の動きが少ない場合は、股関節や骨盤の動きにくさが腰の負担につながっていないかを調べます。

腰を反らすと痛む場合は、腰周辺の筋肉や関節だけでなく、腹部や太ももの筋肉の緊張も確認します。また、右に身体を倒すと痛む場合も、右腰だけでなく、反対側の筋肉や骨盤の動きが関係している可能性があります。

ただし、動きに違いがあるからといって、それが必ず痛みの原因とは限りません。痛みが出る動作と、身体のどの部分の動きに問題があるのかを、一つずつ確認することが大切です。

③ その結果から、施術する場所を見極めます

このように身体の動きと痛みの関係を調べると、腰以外にも確認すべき場所が見えてきます。

例えば、股関節が動きにくい、骨盤の動きに左右差がある、背中が硬くて動きが少ないといった状態があり、それが腰の痛みと関係していると考えられる場合は、その部分も施術の対象として検討します。

つまり、痛くない場所だからといって、必ず施術するわけではありません。また、痛い場所だけを施術するわけでもありません。

身体全体の動きを確認し、痛みとの関係を調べたうえで、どの筋肉や関節に施術が必要なのかを見極めることが大切なのです。

肩こりも同じ考え方です

この考え方は、肩こりにも当てはまります。

肩がこる場合、肩だけでなく、腕を上げたときの肩甲骨の動きや、背中、首の動きも確認します。

例えば、腕を上げると肩がつらい場合、肩甲骨が十分に動いていないことがあります。

そのようなときは、肩の筋肉だけでなく、肩甲骨や背中の状態も確認し、肩こりとの関係を考えます。

腰痛も肩こりも、つらい場所だけを見ていては、身体の状態を十分に把握できないことがあるのです。

痛い場所だけでなく、身体の動きから考える

当院では、痛みが出る動作を確認し、骨盤・背中・股関節などの動きや筋肉の緊張を調べながら、施術する場所を考えています。

腰が痛いから、必ず腰だけを施術する。
肩がこるから、必ず肩だけを施術する。

そうではなく、「なぜ、その動きでつらくなるのか」を考えることが、施術の第一歩です。

腰痛や肩こりがなかなか良くならずお悩みの方は、痛い場所だけでなく、身体の動きにも目を向けてみませんか?

当院では、お一人おひとりの身体の状態を確認しながら、施術を行っています。ぜひ一度、ご相談ください。