こんにちは。与野腰痛センターです。

肩こりや腰痛で来院された方の中には、「頭痛もあるんです」と相談される方が少なくありません。

特にデスクワークの方は、長時間同じ姿勢を続けることで、首や肩、後頭部周辺の筋肉に負担がかかり、身体全体が緊張していることがあります。

頭痛があるからといって、頭だけを見るわけではありません

身体を確認していくと、緊張性の頭痛を訴える方では、後頭部周辺や首、肩、胸郭、肩甲骨周辺などに、筋肉の緊張や関節の動きの硬さが見られることがあります。

頭痛があると、「頭や首に原因があるのでは?」と考えてしまいます。しかし、身体はそれぞれが独立しているわけではありません。

筋肉や関節は、それぞれが別々に動いているわけではありません。身体は全身がつながっているため、一部分の緊張や動きの悪さが、ほかの部分にも影響することがあります。

頭から首、肩、胸郭、背骨、骨盤、仙骨まで、それぞれの筋肉の緊張や関節の動きを確認し、どこに負担がかかっているのかを考えながら施術を行います。

頭痛があるからといって、頭や首だけを見るのではありません。筋肉と骨格を一緒に見ることで、身体全体のバランスを確認することが大切だと考えています。

頭蓋仙骨療法で、頭から全身のつながりを整える

当院では、必要に応じて頭蓋仙骨療法を取り入れています。

後頭骨や側頭骨、顎関節周辺には、首や肩などにつながる多くの筋肉があります。

これらの周辺組織が緊張していると、頭部だけでなく、首や肩、身体全体の緊張にも影響することがあります。

頭蓋仙骨療法では、頭蓋骨や仙骨などに非常にやさしく触れながら、脳脊髄液の循環や身体のリズムに働きかけていきます。

頭蓋骨周辺をやさしく調整することで、周辺の筋肉や組織の緊張が変化し、さらに首・肩・胸郭などの関節にも緊張の変化が広がり全身が緩みやすい状態になります。

「縦のつながり」と「横方向の緊張」に注目する


身体の組織の多くは縦方向につながっています。身体の縦のつながりを邪魔している「横方向にある後頭骨・胸郭・骨盤周辺の筋肉」は緊張する傾向にありますので開放することが非常に重要です。

横方向にある筋肉が緊張すると、その部分の動きが硬くなり、身体本来の横への広がりや動きが小さくなることがあります。その結果、身体全体のバランスに影響し、縦方向のつながりもスムーズに働きにくくなる場合があります。

特に後頭骨・胸郭・骨盤周辺にある筋肉の過緊張を確認し、必要な部分を緩めていきます。次に、頭から仙骨までの縦方向のつながりを見ながら、筋肉や関節の緊張も確認します。

そのうえで、特に頭蓋骨周辺へのやさしいアプローチを通して、縦と横の両方から身体全体のバランスを整え、最後に背骨を緩和し脳脊髄液の循環を促して全身が緩みやすい状態をつくります。

実際にあった頭痛のケース

実際に当院へ、肩こりと腰痛で来院された方がいました。

身体について話を聞いていると、「実は、頭痛持ちなんです」とのことでした。

そこで身体全体を確認すると、後頭骨周辺から首、胸郭・肩甲骨周辺にかけて緊張があり、さらに骨盤も肋骨側に引っ張られるように硬くなっていました。

そこで頭蓋仙骨療法に切り替え、骨盤、肩甲骨、そして最後に頭蓋骨・後頭骨・脊柱周辺の筋肉と関節の緊張を緩めていきました。

施術後には、「その場で70%くらい楽になった」と話されていました。

その後も施術を継続し、現在では頭痛や腰痛の症状は出ていないとのことです。肩こりは、たまに感じる程度とのことでした。

痛い場所だけではなく、身体全体を見る

頭痛や肩こり、腰痛があると、どうしても痛い場所だけを何とかしたくなります。

しかし、身体は一つにつながっています。

だからこそ当院では、「どこが痛いのか」だけではなく、「どこから身体の緊張が始まっているのか」を第一に考えます。

頭痛や肩こり、腰痛などでお悩みの方は、痛い場所だけを見るのではなく、一度身体全体のつながりから見直してみてはいかがでしょうか。

気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

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