
こんにちは。与野腰痛センターです。
朝晩冷え込む日が増えてきました。一方で、日中は暖かくなる日もあり、朝晩と日中の気温差が大きくなっています。
この時期は、朝起きたときに身体が冷えていたり、日中も長時間座ったまま過ごしたりすることで、筋肉が緊張しやすくなります。
最近、当院でも急な腰痛やぎっくり腰で来院される方が増えています。
特に注意したいのが、朝起きてすぐの動作や、長時間同じ姿勢で過ごした後の動き始めです。
身体が十分に動く状態になっていないときに、急に前かがみになったり、身体をひねったりすると、腰の筋肉に大きな負担がかかることがあります。
なぜ、この季節は腰を痛めやすいのでしょうか?
大きな理由の一つは、身体の筋肉が緊張しやすくなることです。
気温が下がると、寒さから身を守ろうとして身体に力が入りやすくなります。また、寒さで身体を動かす機会が減ると、筋肉の柔軟性や動きも低下しやすくなります。
その状態で、朝起きてすぐに身体をひねったり、前かがみになって物を持ち上げたりすると、腰の筋肉に急な負担がかかります。
特に注意したいのが、次のような動作です。
- 朝、布団から急に起き上がる
- 洗顔や靴下を履くときに前かがみになる
- 重い荷物を急に持ち上げる
- 身体をひねりながら物を持つ
- 長時間同じ姿勢で過ごした後に急に動く
こうした何気ない動作が、ぎっくり腰のきっかけになることがあります。
腰だけが原因とは限りません
急性の腰痛やぎっくり腰には、筋肉の急な緊張や過度な負担が関係しています。また、その負担は腰の筋肉だけでなく、腰椎の関節にもかかることがあります。
では、なぜ腰の筋肉に負担が集中してしまうのでしょうか?
腰は、上半身と下半身をつなぎ、立つ・座る・歩く・かがむといった日常の動作を支える重要な部分です。そのため、腰だけで身体を動かしているわけではありません。全身の筋肉が協力し合うことで、身体のバランスを保ち、さまざまな動作を行っています。
例えば、前かがみになる動作では、太ももの裏側、お尻、股関節まわり、骨盤、背中の筋肉などが協力して身体を動かしています。
さらに、身体をひねるときには、腹部や背中、胸郭(肋骨まわり)、骨盤周辺の筋肉も連携して働きます。
ここで大切なのは、それぞれの筋肉がバランスよく働いているかということです。
例えば、大腿骨まわりの筋肉が十分に働かなかったり、胸郭まわりの筋肉が硬くなって動きが制限されたりすると、別の筋肉がその動きを補おうとします。
その結果、本来なら全身で分担するはずの負担が腰の筋肉に集中してしまうことがあります。
つまり、腰の筋肉だけに問題があるのではなく、腰につながる全身の筋肉の働き方にも目を向ける必要があるのです。
ぎっくり腰を防ぐために気を付けたいこと
日常生活では、次のことを意識してみてください。
① 朝はゆっくり動き始める
起きてすぐに前かがみにならず、布団の中で軽く手足を動かしてから起き上がりましょう。
② 身体を冷やさない
腰だけでなく、お腹やお尻、太ももも冷やさないようにしましょう。
③ 長時間同じ姿勢を続けない
座りっぱなしや立ちっぱなしを避け、適度に身体を動かしましょう。
④ 重い物は身体に近づけて持つ
腰だけを曲げず、股関節や膝も使って持ち上げることが大切です。
⑤ 無理なストレッチをしない
身体が硬いときに、急に強く伸ばすと負担になることがあります。気持ちよく動かせる範囲から始めましょう。
腰痛を繰り返している方へ
ぎっくり腰は、何か一つの動作だけが原因とは限りません。
日頃から蓄積していた筋肉の緊張や、全身の筋肉の働き方の偏りに、ちょっとした動作が重なって起こることもあります。
当院では、痛みのある腰だけでなく、下肢・骨盤・胸郭・上肢まで、90もの筋肉を触り分けながら、どの筋肉が動き、どこに余分な緊張が生じているのかを確認しています。
大切なのは、硬い筋肉をただ緩めることではありません。
なぜ腰の筋肉に負担が集中したのか、全身の筋肉のつながりから考えることです。
この季節、腰に違和感がある方や、ぎっくり腰を繰り返している方は、無理をせずに一度身体の状態を確認しはいかがでしょうか?(あなたの状態は身体が記憶しています)
与野駅から徒歩2分。(与野腰痛センター) 腰痛やぎっくり腰でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
